ロハスフェスタ淡路島2021秋 出展ガイド
(飲食出展者向け)
目次
1.営業許可について
「現場調理・喫茶」「移動販売車両」でのご出展
◆露店営業許可証をすでにお持ちの方…露店営業許可証の写しをご提出ください。
◆露店営業許可証をお持ちでない方…開催日までに許可証を取得してください。取得後、写しをご提出ください。
※提出期限までに間に合わない場合は、申請中と証明できるものを提出していただき、取得後すぐに事務局へお送りください。
「個包装」でのご出展
飲食物製造場所に関する許可証の写し
※自宅など許可の無い施設で製造された加工食品は販売できません。必要な事項をラベルに明記し、貼ってください。
2.施設(テント)設備・移動販売車両での提供について
【テント出展での提供】
テント出展でご出展の際には、3方の横幕を必須とさせていただきます。横幕は主催にて前もってテントに取り付けます。
※テントの並び方は出展位置によって異なります。
【移動販売車両での提供】
・必ず許可を受けた車両内で調理行為を行ってください。
・決められたブースサイズ内(6×4m)に車両とテントが収まるようにレイアウトしてください。
3.リユース食器・カトラリー運用について
■リユース食器とは
何度も繰り返し洗って使用できる(リユースできる)食器で、使い捨ての紙コップやプラスチック容器に代わり活躍します。
リユース食器を使うことにより、使い捨て容器ゴミを削減できるだけでなく、ご来場頂いたお客様一人ひとりに対し環境意識を高めるきっかけになることなどから、具体的な環境教育に繋がります。
ロハスフェスタでは、イベント会場で出るゴミを無くすため、将来的には来場者様持参のお支度セット(マイ食器)100%普及をめざして取り組んでいきたいと考えております。現在、その補助的役割として、会場ではリユース食器をお使い頂いております。
■申請方法、当日の運用
①必要な種類を申請フォームから申請 ※種類は上図参照
②申請した食器・カトラリーを、出展初日にリユース食器管理ブースにてお受け取り
※開催初日の8:30よりお渡し可能です。
※追加の受け取りは、残りわずかになった時点でお越しください。
※濡れたり汚れたりしないよう、しっかり衛生管理をお願いします。
③イベント中、来場者様へ全店統一の価格で販売してください。
リユース食器:一律100円/個、カトラリー:一律10円/個
・マイ食器をお持ちの方へ…商品をマイ食器に入れて、ご提供ください。
・マイ食器をお持ちでない方へ…商品代に食器代金の100円を上乗せして販売してください。商品をリユース食器に入れて、ご提供ください。
※リユース食器は運営側の代理にて販売という形になります。出展者様にご負担いただく費用は発生いたしません。
※出展者様独自の食器・カトラリーの販売は禁止です。
※来場者へ販売となりますので、今後マイ食器としてご利用いただくようご案内ください。
④最終日に食器の返却と精算
イベント終了後、17:00〜18:00、リユース食器管理ブースにお越しいただき、余ったリユース食器の返却、販売料金の精算をしてください。
※余った食器のカウント、お預かり頂いていた料金の精算をいたします。販売料金(=使用した食器数×100円)を持ってお越しください。
※精算が必要になりますので、食器を使い切った場合でもイベント終了時にはリユース食器管理ブースまでお越しください。
※未開封のカトラリーにはイベント終了時に返金いたします。(開封したカトラリーは衛生的な観点から返品・返金は出来ません。)
4.衛生対策について
①HACCPついて
2021年6月から、全ての食品事業者に危害分析重要管理点(HACCP)に沿った衛生管理の導入が完全義務化され、各店の衛生管理がより一層求められます。詳細はこちらよりご確認いただけます。(出典:厚生労働省)
ロハスフェスタでの出展に際しても、HACCPに沿った衛生管理が必須となりますので、材料の仕入れからイベント当日の管理まで記録を付けてください。当日、事務局にて内容を確認させていただきます。(写真も撮らせていただきます)
②衛生手袋・マスク着用の義務
食中毒事故を未然に防ぐためには、「つけない」「持ちこまない」「増やさない」事が大事です。調理スタッフ及び食品に触れる可能性のあるスタッフは、食品衛生法適合品の使い捨て衛生手袋・マスクを着用して食品を取り扱ってください。
③検食(サンプル)回収(現場調理飲食出展の方のみ)
万が一、イベント来場者様から腹痛・吐き気・嘔吐などの食中毒に似た症状の訴えがあった場合、然るべき機関に検食を提出させて頂きます。症状が会場の飲食によるものか、それ以外の要因によるものかを見極る重要な資料(証拠品)となり、事故(食中毒)の早期解決と迅速な対応につながります。
開催期間中毎日、提供される全メニュー(各50g以上)を回収しますのでご提出お願いいたします。
※イベント来場者様から食中毒に似た症状の訴えがあった場合、各自の判断で救急車を呼ばず、必ず事務局にご一報ください。
④衛生チェックシートの記入(現場調理飲食出展の方のみ)
⑤手洗い及び消毒の徹底
食中毒などが発生した場合、主催側は一切責任を負いません。食材・調理器具の衛生管理を徹底してください。
⑥アレルギー表示の掲示
[特定原材料(表示義務項目7品目)]
卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに
[特定原材料(表示推奨項目21 品目)]
あわび、いか、いくら、さけ、さば、オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご、 牛肉、鶏肉、 豚肉、ゼラチン、くるみ、大豆、まつたけ、やまいも、ごま、カシューナッツ、アーモンド
(例)調味たれ 1次原料:醤油、砂糖、みりん ・・・・醤油の原料:大豆・小麦・塩
※小麦は表示項7品目ですので、必ず掲示。大豆は推奨項目。
※必ず掲示してください。(フォーマットは事務局で準備します)
⑦スタッフの体調管理
ピーク時は絶え間なく調理・接客を行わなければなりません。責任者の皆様はしっかりシフトを組み、 自社・派遣にかかわらずスタッフの体調管理をしっかりと行ってください。スタッフが体調を崩したり、ケガをした場合は、すぐに運営本部に知らせてください。
⑧保健所が定める露店営業許可の調理工程、基準の厳守
食品の提供直前までの加熱調理、商品の保管時間の適正管理、商品提供時の温度管理、賞味期限の確認。
⑨許可を受けた車両内で販売(調理行為)※移動販売車両
テントでの販売(オーダー受付や商品提供)も可能ですが、あくまで補助的なものとし、基本的には車両内で完結させるように営業を行ってください。
⑩生産物賠償責任保険(PL保険)への加入 ※推奨
第三者に引き渡した物や製品、業務の結果に起因して賠償責任を負担した場合の損害を、身体障害または財物損壊が生じることを条件としてカバーする賠償責任保険です。
例えば、
1)レストランで食事をした客が帰宅後、食中毒を発症し入院した。
2)工事業者が水道管の工事を行ったが水道管の継ぎ目の締付けが弱く、後日、水漏れが生じた。
3)自動車整備工場で車のオイル交換をしたが、高速道路走行中キャップが外れてオイルが漏れ、車がオーバーヒートした。
生産物賠償責任保険はどこの保険会社でも取扱いがある保険になります。
5.防災対策について
①プロパンガスボンベの使用
コンロとガスボンベの距離は必ず2m以上を確保してください。また、直射日光の当たらない通気性の良い場所に設置し、転倒しないよう鎖等で固定してください。ボンベはLPG耐圧試験に合格したもの、ゴム管の長さは3m以内に納めてください。
②ガスバンドの使用
ガスコンロ等を使用する場合、ガス漏れを防ぐため、ゴムホース等は器具との接続部分をクリップ・ガスバンドやホースバンドで締め付けるとともに、適正な長さで取り付け、ひび割れ等の劣化がないか事前に点検してください。
※はりがね等での締め付けは禁止です。
③カセットコンロの使用
カセットコンロの誤った使用により、カセットボンベが爆発する事故が多発しています。次の注意事項を遵守して正しく使いましょう。
・必ず安全装置機能付きの型式のものを使用。
・風除けで囲いをする際は、囲いはコンロから15cm以上離す。
・カセットコンロを2つ以上並べて使用したり、コンロを覆うような大きな鉄板や鍋などを載せない。(熱がこもりカセットボンベが加熱されて爆発することがあります)
・カセットコンロは、調理以外に使用しない。
・五徳を裏返したままで点火しない。(炎が本体に回り込んで爆発することがあります)
・カセットボンベは正しく装着。(ガスが漏れて引火するおそれがあります。また、高温になる場所に置くと、内圧が上がって破裂する恐れがあります)
・使用済みガスボンベは必ず持ち帰る。
6.禁止事項について
①申請していないメニュー提供
メニューは事前に申請いただいたものしか販売できません。事前審査で、食品事故のリスクが高いメニューやイベントイメージにそぐわないメニューは、提供禁止をお知らせしております。
※イベント開催期間中のメニューの追加はできません。
②家庭で作った氷・ご自身で砕いた氷の添加
ご家庭で作った氷・大きい氷を砕いたものの使用はできません。市販品の氷のみ使用可能です。
③自家製のシロップなどの使用
ご家庭で作成したシロップやたれなどの使用はできません。市販品をご使用ください。
④ブース周辺、会場内での飲酒、喫煙
⑤会場での一次加工
包丁等で切る、皮をむく等の行為は禁止です。予め許可のある施設で食材の加工は行ってください。
⑥生ものの提供
⑦保健所で禁止されている提供行為(個包装のものをその場で開けて提供するなど)
⑧過度の作り置き
⑨許可なく、テントで販売(調理行為)をおこなう行為
⑩食品偽装
食材ブランドや産地を大きく謳っている方につきましては、仕入れた食材等をチェックさせていただきます。
(例 ○○県産、○○牛使用など)
⑪公園内の芝生や側溝への不法投棄、氷などの廃棄
⑫持込み発電機の使用
⑬危険物の持ち込み(ガソリン等)